自宅で簡単にできるホームメイドリキュールの作り方

ホワイトリカーと容器

 

 

ホワイトリカーとはズバリ焼酎のことです。ただし定義があって、製糖残渣の廃糖蜜を発酵させて、連続式蒸留器から得たエタノールに加水し、アルコール度を36%未満にした日本の酒税法における甲類焼酎のこととなります。無色透明で香りやクセは無く、純粋なアルコール水溶液に近いものです。

 

果実酒作りには、こうした透明でアルコール純度の高い焼酎が一番マッチします。販売されているホワイトリカーは、アルコール度数が20度~35度あたりですが、35度のものをお勧めします。それはアルコール度数が高い方が、果物の成分の浸出を高めるからです。

 

次に容器ですが、これはしっかり密閉できる、また、口の広いガラスビンが最適ということになります。リキュールの場合は、漬け込む期間も長くなるので、密閉式だという条件は必須です。材質はやはりガラスが安定していてお勧めです。味や香りが移らないのもメリットです。

 

もちろんペット容器で手軽に作るというのも可能ですが、その場合は長期間の漬け込みには適しません。やはり結局ガラスビンに代えることになると思います。

 

さて、漬け込みが終了したら、保存することになりますが、その際はビンに直射日光が当たるのを避け、比較的温度変化が少ない冷暗所で保存するようにしましょう。また、ビンに漬け込んだ年月日、果物名をシールに記入して貼っておくと便利だと思います。